2014/07/17 18:55
7月16日(水)ビルボードライブ大阪で“キング・オブ・ヴァイブス”、ロイ・エアーズとア・トライブ・コールド・クエストのDJ/プロデューサー、アリ・シャヒード・ムハマドが夢の初共演を果たした。
大阪公演ではオープニングDJにDJ KENSAWが入ってフロアを温め、ほぼ定時に暗転したステージにお先メンバーが登場。その後メンバーが「Mr. Roy Ayers」とすぐさま御大を呼び込むと、御年73歳の“キング・オブ・ヴァイブス”がたっぷりの貫禄で姿をあらわし、軽い挨拶もそこそこに早速赤いヘッドのマレットを巧みに操り、ヴィブラフォンの鍵盤を揺らした。どことなく妖しく艷やかな音色で少し長めのソロをとり一曲目がスタート。
その後も数曲ロイのバンドで演奏し、独特のハスキーで深みのある歌声も披露。今回ヴォーカルとして参加したジョン・プレスリーと声のユニゾンを繰り広げるシーンもあるのだが、大阪公演がツアー初日ということもあり、お互い目合図で探り探りフィーリングを合わせていくのがどこかスリリングで、これから起こるであろうケミストリーに胸騒ぎをおぼえた。
そしてついに今回のスペシャル・ゲストのアリ・シャヒード・ムハマドがステージに登場!アリが出すビートに呼応しドラムがリズムをシンクロさせロイの代表曲のイントロが流れ、歴史的瞬間を目の当たりにした観客は大いに盛り上がった。さらに一気に温度が上がったフロアのテンションに合わせるかのように、アップテンポなナンバーを立て続けに演奏、延々とグルーヴしながら“暴走”するタイトな四つ打ちのリズムにアリの鋭いスクラッチが絡みついてカオスを生み出し、オーディエンスはステージからの“Don’t Stop~”という指令に忠実に従い体を揺らした。
このライブでロイが度々フィーチャーした若手キーボーディスト、ジャマル・ピープルズが紡ぎ出すフレーズやリズム隊が刻むタイトでグルーヴィーなリズムもとても素晴らしく、そこにロイの浮遊感あふれる煌びやかなヴィブラフォンの響きが加わり、さらにはアリのエッジの効いたスクラッチやビートが交わる、そんなゴージャスなセッションを7/18(金),19(土),20(日)にビルボードライブ東京でも楽しむことができる。ジャズ・ファンク、ヒップ・ホップ好きはもちろんブラック・ミュージックを愛するすべての人にこのグルーヴを楽しんでほしい。
PHOTO:Kenju Uyama
◎公演情報
【ロイ・エアーズ with special guest アリ・シャヒード・ムハマド(A TRIBE CALLED QUEST)】
ビルボードライブ大阪公演
7月16日(水)
大阪公演詳細はこちら
ビルボードライブ東京公演
7月18日(金)~20日(日)
東京公演詳細はこちら
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